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いつも大変お世話になっております。
リクルートSUUMO賃貸営業部 SUUMO情報局です。

先月まで不安定だった気候も8月に入り本来の姿を取り戻したようで、
連日猛暑となりました。熱帯夜もいつまで続くのか?
秋の訪れを待ちたいような、夏をまだまだ謳歌したいような。。。
そんな季節の変わり目に思いを馳せながら・・・

「ほぼ3分★耳よりNEWS」8月号をお届けいたします。


今回のラインナップです

1)SUUMO EYE! 「築古や駅から遠い物件は本当にデメリット!?

2)SUUMO MAP! 「平均反響賃料推移 7月度」

3)そうだったのか!不動産広告 「再確認!間取り表示ルール3つのポイント

☆隔号で「そうだったのか!不動産広告」と「賃貸ゼミな〜る」を連載しております。
☆次号は9月最終週の配信を予定しております。これまでのバックナンバーはこちら

 

SUUMO_EYE!タイトル

築古や駅から遠い物件は本当にデメリット!?

部屋を探すユーザーにとって、「条件」は十人十色。
予算ありきの人もいれば、自分が納得するまで条件にこだわり探し続ける人。傾向もまた様々です。

今回は、今年7月に発表された契約者調査※を元に、築年・設備といった「条件」が、 契約の「決め手」にどう関与してきているのか?それをどう打ち手に変えていけるのか?お話したいと思います。

まず最初に決め手になりやすい設備項目や条件面について。
こちらは相変わらず「バス・トイレ別」が最も高く必須項目の域に達する勢いです。
また、「2階以上」「日当たりのよさ」「駐車場」も高いポイントを得ていますので、物件入力の際に忘れずにチェックを入れていただきたいと思います。

設備の満足度では「LED照明」が1位となり、3位にインターネット接続可(無料)がランクインしています(図1)。

SUUMO EYE!_図1)現在の建物の設備【満足ランキング】(各単一回答)

昨年から電気代の値上げが実施されたことも関係しているのでしょうか?堅実なユーザーが賢く部屋選びをしている様が推察でき、時代背景と物件選びのポイントの相関が見えた結果となりました。

次に、入居物件の築年数を見てみましょう(図2)。

SUUMO EYE!_図2)入居物件の築年数(全体/実数回答)

驚くことに、調査の結果では築年数平均は16.3年。
この数値は年々増加傾向にあり、首都圏においては、全体の24.4%が築25年以上の物件を選んでいるというのです。
新築や築浅物件の人気が衰えたわけではないと思いますが、これは、「妥協しやすい項目」であり、「決め手になりにくい」ことを示しています。例えば賃料や他の項目の優劣が物件選定のポイントとして比重を占めていき、結果として築年を妥協した。
もしかしたら、記載されていた築年数よりも実際の物件は古い感じがなく、気にならなかった。
そんな傾向もあったのではないでしょうか?

また、調査結果にはありませんでしたが、バス便物件についても同じことが言えると思います。
駅からは遠くても物件からバス停が近く、そのバス便の利便性が優れていたとしたら?
しかし、記載された情報が「駅からバス●分」のみであればユーザーはそれ以上の利便性を知る術がありません。
ここでもう一歩、ユーザー目線に立った情報提供を心掛けていただくことで、デメリットを払拭できるチャンスがあるのではないでしょうか?

設備項目や予算は、確固たる理由があって、その条件をクリアさせるユーザーは多いことでしょう。
しかし、決め手になりづらい項目。また、アピールの手法によっては、他物件よりも勝る力を持っている物件。
これらは、いかにアピールできるか?がカギとなります。
築年が古いなら、それに代わるメリットを。例えば、リフォーム済であればその情報を漏れなく記載し、内観が綺麗だというならば、その写真をメインに持ってくる、動画で魅せる。 バス便が充実しているのであれば、時間帯別の運行本数を補完しておく、なども有効な手段です。

情報の取捨選択が驚くほど迅速に正確に行われている今の時代。物件情報もニーズに合った提供が不可欠となります。
正確な情報は当然のこと、その物件が持つ真のスペックをしっかりとアピールし、反響が入りづらいと思われがちだった物件の反響獲得に注力してみてはいかがでしょうか。

※データ出展元:2012年度_賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査報告書(全国版)

 

SUUMO_MAP!201307

<情報局員の考察>
今月は全体的にファミリー物件が動いているのが良くわかる。
あるお客様からは6月ジューンブライド後なので新婚が動くと思っていたが、 新婚ではなく子どもを含んでの引っ越しを考えている人が多かったとのこと。
ボーナスが出たり・学期が変わるタイミングであったのも影響しているのだろうか。

ただ問い合わせ時よりも契約時の家賃は下がる傾向が見られ、家賃交渉できるだろうから問い合わせをしてみようか」といったユーザーも見受けられたようだ。

また面白い話を聞くことが出来た。
川崎市・川口市・船橋市などでは工場勤務の人たちの転勤需要が、 数年ぶりに発生しており、ちょっとした特需が7月は発生していたとのことである。
子どもを含む家族での転勤が多かったとのことでファミリーの割合が多くなると同時に、 転勤ということで初期費用や家賃が高くても良いというユーザーが多かった。
ただシングルは夏の暑さを嫌ってなのか問い合わせも減少しており、 夏の暑さと同様に厳しさが続いているようである。
唯一、マーケットとして期待できる学生需要が今月どう動いたのか?
来月の結果に注目したい。

 

そうだったのか不動産広告

株式会社不動産アカデミー中村喜久夫オフィシャルサイト

みなさん、こんにちは。(株)不動産アカデミーの中村喜久夫です。
不動産広告に関するミニ知識をご紹介していく「そうだったのか!不動産広告」。
7
回目の今回は、「再確認!間取り表示ルール3つのポイント」をお送りします。
簡単に思える間取り表示も、ルールを守らないと思わぬトラブルを招くことにもなりかねません。畳数(帖数)表示ルールやDKLDKの基準、「居室」と認められない部屋の表記ルール。是非、この機会に再確認してみることをオススメします。

→「第7回 再確認!間取表示ルール3つのポイン」はこちらでお読みいただけます!

 

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情報局員のつぶやき

今回のお題♪ 夏を感じたこの瞬間!今年の夏の思い出を語ってください。

[]やはり甲子園ですが、高校野球も大型化が進んでいる中156センチの花巻東高校の千葉選手のガンバリが思い出です。カット打法が禁止され準決勝で力を出し切れず終わってしまった事を彼の気持ちを察すると残念で仕方ないです。
[]千葉の南房総でサーフィンの短期集中猛練習したこと。38歳でもスポーツでまだまだ成長するって素敵だと実感しました。
[]今年は何といってもサザンの復活ライブですね!夏といえばTUBE<サザン派です。
[]久しぶりに高校野球をTV観戦。9回裏、まさかの逆転!?と手に汗握る攻防を繰り広げ、見事勝利を掴み、胸を張って校歌を熱唱する球児に同県のひいきなくしても感動しました。
[]日焼け対策もそこそこに毎日外に出ていたら、顔にシミが出来ているのを発見!夏とともに歳も感じた瞬間でした…

 

<SUUMO情報局★ほぼ3分耳よりNEWS>
編集:SUUMO情報局
発行元:株式会社リクルート住まいカンパニー SUUMO賃貸営業部
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発行責任者:石橋 和也